わが道をゆく。と歩いてきたが訪ねる里はまだはるか-。
峠にて見えるあの里はわがゆく道なのか。道端の草花に我身を訪ねると、にっこり微笑んで、「あなたはその道を歩んでいくのよ」という。

自分は何をしたいのか?そんなとてつもない夢はない。あなたと共に歩いていきたい。
夢だけは求めて、その峠を目指して。
楽しいが、苦しいこともあるが、目標がその峠なのだ。やっと辿り着いた。
見るとその向こうにまだ新しい峠が見える。
友と歩きだした。倒れた大木が朽ちかけた木肌から新しい芽を出しているのではないか。あぁ!生きるということはこういうことか!この生命力はどこにあるのか!

それは峠にて訪ねる里はまだ遙か、その先の峠の向こうに自分の里はあるのだと、遠い道だが、友と共になら、その道は自分に近づいてくる。ゆっくり歩こう、心が求めるままに。遠くへの道をゆっくりと歩もう。それが、豊かな人生なのだと-老体が教えてくれる。

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